小学生の まなびの ひろばはじめての方へ
4年 · 算数

そろばんで 大きな数と小数の たし算・ひき算

そろばんの玉の動かし方で、2けたの数や億(おく)・兆(ちょう)の数、100分の1のくらいまでの小数のたし算・ひき算ができる。

1 見てみよう

れい1

はじめ、十のくらいは一玉3こで3、一のくらいは一玉4こで4。25は、十のくらいが2、一のくらいが5。一のくらいは、五玉を1こ入れる。一のくらいは五玉1こと一玉4こになる。十のくらいは、一玉を2こ入れると5こになって入りきらないので、五玉を1こ入れて、一玉を3こはらう。十のくらいは五玉1こになる。そのあとの玉のようすは、十のくらいが五玉1こで5、一のくらいが五玉1こと一玉4こで9。答えは59。

そろばんの十のくらいに一玉(いちだま)を3こ、一のくらいに一玉を4こ、はりによせて、34をおいています。25をたします。五玉(ごだま)は5、一玉は1をあらわします。玉をはりによせることを「入れる」といいます。十のくらいと一のくらいを、それぞれ計算します。こたえは□です。

こたえ:59

考える コツ
一のくらいと十のくらいは、べつべつに計算するよ。どちらのくらいも、そのくらいの玉だけでたりるかを見よう。

れい2

はじめ、十のくらいは一玉4こで4、一のくらいは五玉1こと一玉2こで7。38は、十のくらいが3、一のくらいが8。十のくらいは、一玉が4こあるので3こ入れられない。五玉を1こ入れて、一玉を2こはらう。十のくらいは五玉1こと一玉2こで7になる。つぎに、一のくらいは7+8でくり上がる。十のくらいに一玉を1こ入れて、一のくらいから10と8のちがいの2をはらう。一のくらいは一玉2こをはらって五玉1こだけで5、十のくらいは五玉1こと一玉3こで8。そのあとの玉のようすは、十のくらいが8、一のくらいが5。答えは85人。

体育館に47人います。そこへ38人来ました。そろばんで47+38をして、ぜんぶで何人になったかをもとめます。ぜんぶで□人です。

こたえ:85 人

考える コツ
くらいは大きいほうからじゅんに見ていこう。一のくらいで10をこえるときは、となりのくらいをつかうよ。

れい3

はじめ、億(おく)のくらいは一玉2こで2億(おく)。6は五玉1こと一玉1こなので、五玉を1こと一玉を1こ入れる。一玉は2+1=3こになる。そのあとの玉のようすは、億(おく)のくらいが五玉1こと一玉3こで、5+3=8。億(おく)のくらいでも、一のくらいの2+6と同じ玉の動かし方になる。答えは8億(おく)。

そろばんの億(おく)のくらいに、一玉(いちだま)を2こ、はりによせて、2億(おく)をおいています。6億(おく)をたします。こたえは□億(おく)です。

こたえ:8 億

考える コツ
億(おく)のくらいの2に6をたす動かし方は、一のくらいの2+6と同じ動かし方だよ。一のくらいなら、どんな玉をつかうかな。

れい4

はじめ、十兆(じゅうちょう)のくらいは五玉1こと一玉1こで6、兆(ちょう)のくらいは一玉3こで3。47は、十兆(じゅうちょう)のくらいが4、兆(ちょう)のくらいが7。兆(ちょう)のくらいで3から7はひけないので、十兆(じゅうちょう)のくらいの一玉を1こはらう。十兆(じゅうちょう)のくらいは五玉1こになる。兆(ちょう)のくらいには、10は7と3なので3を入れる。一玉が3このところに3を入れるには、五玉を入れて一玉を2こはらう。兆(ちょう)のくらいは五玉1こと一玉1こで6になる。つぎに、十兆(じゅうちょう)のくらいから4をひく。五玉を1こはらって、一玉を1こ入れる。そのあとの玉のようすは、十兆(じゅうちょう)のくらいが一玉1こで1、兆(ちょう)のくらいが五玉1こと一玉1こで6。兆(ちょう)のくらいでも、一のくらいと同じ玉の動かし方になる。答えは16兆(ちょう)円。

お話の国の1年の売り上げは63兆(ちょう)円、かかったお金は47兆(ちょう)円でした。そろばんで63-47をして、のこりをもとめます。のこりは□兆(ちょう)円です。

こたえ:16 兆円

考える コツ
兆(ちょう)のくらいで3から7はひけないね。一のくらいのくり下がりと同じように、となりのくらいをどうつかうか考えよう。

れい5

はじめ、10分の1のくらいは一玉4こで4、100分の1のくらいは五玉1こと一玉1こで6。0.37は、10分の1のくらいが3、100分の1のくらいが7。まず100分の1のくらいで6+7をする。10をこえるので、10分の1のくらいに一玉を1こ入れて、100分の1のくらいから10と7のちがいの3をはらう。100分の1のくらいは、五玉をはらって一玉を2こ入れ、一玉3こで3になる。10分の1のくらいは、一玉が4このところに1こ入れられないので、五玉を1こ入れて一玉を4こはらい、五玉1こになる。つぎに、10分の1のくらいに3をたすので、一玉を3こ入れる。そのあとの玉のようすは、10分の1のくらいが五玉1こと一玉3こで8、100分の1のくらいが一玉3こで3。くらいをそろえて、けたごとに計算する。答えは0.83m。

長さ0.46mのひもと0.37mのひもを、はしとはしをつなぎます。つなぎ目の長さは考えません。そろばんで0.46+0.37をして、あわせた長さをもとめます。あわせて□mです。

こたえ:0.83 m

考える コツ
どのくらいからじゅんに見ていくと、くり上がりがわかりやすいかな。となりのくらいから入ってくる玉もわすれずに見よう。

保護者のかたへ:そろばんで大きな数と小数のたし算・ひき算

そろばんでは、どのけたの玉も同じ形で、五玉は5、一玉は1をあらわします。このしくみから、億や兆のくらいでも、100分の1のくらいの小数でも、一のくらいと同じ玉の動かし方で計算できることを知ることがねらいです。

考え方

  • 2億+6億は、一のくらいの2+6と同じ玉の動かし方をして、答えは8億です。10兆+20兆も、1+2と同じ動かし方で30兆になります。
  • 7億+8億のように、そのくらいに玉が入らないときは、となりの十億のくらいに一玉を1こ入れて、もとのくらいから2をはらいます。答えは15億です。
  • 0.74-0.38のような小数は、100分の1のくらいで4から8がひけないので、10分の1のくらいの一玉を1こはらって、100分の1のくらいに2を入れます。答えは0.36です。

つまずきやすい点

  • くり上がりで、となりのくらいに入れる一玉を忘れてしまう。0.46+0.37を0.73と答えるのが例です。となりのくらいを数えなおすと直せます。
  • 「億」「兆」のくらいを、一のくらいの数とまちがえてしまう。答えを書くときに、□の後ろの億や兆の単位をたしかめましょう。

声かけの例

  • 「そろばんで3+4をするとき、五玉と一玉をどう動かしたかな? 3億+4億も同じ動かし方になるかな?」
  • 「0.46+0.37は、100分の1のくらいの6+7からはじめると、10分の1のくらいに何を入れることになるかな?」

このあと、そろばんのしくみと数のしくみを比べて計算の仕方を考える学習につながります。まずは、玉の動かし方と数の大きさを結びつけましょう。