小学生の まなびの ひろばはじめての方へ
6年 · 算数

分数のかけ算・わり算のきまりを使おう

整数で 使った かけ算の きまりが、分数でも 使えることを たしかめて、くふうして 答えを もとめられる。

1 見てみよう

例1

整数のかけ算と同じように、分数をかけるときも、かける数とかけられる数を入れかえても答えは同じです。7分の2×9を入れかえると9×7分の2になります。だから□は2です。

7分の2×9と、9×7分の□は、同じ大きさです。□にあてはまる数を答えましょう。

こたえ:2

考える コツ
整数のかけ算では、かける数とかけられる数を入れかえても答えは同じだったね。分数をかけるときも同じかな。

例2

整数のかけ算と同じように、分数のかけ算でも、たしてからかけても、別々にかけてからたしても答えは同じです。4分の3+4分の1は、4分の1が3こ分と1こ分で4こ分だから、1です。1×6=6になります。

4分の3×6+4分の1×6の答えは□です。

こたえ:6

考える コツ
どちらの式にも同じ数がかけてあるね。かける数がそろっているときは、たしてからかけても同じ答えになるよ。

例3

整数のわり算とかけ算と同じように、分数でも、ある数を4分の3でわってから4分の3をかけると、もとの数にもどります。かけたあとの数がもとの数と同じなので、ある数は18です。

ある数を4分の3でわって、その答えに4分の3をかけたら、18になりました。ある数は□です。

こたえ:18

考える コツ
わってからかけるのは、かけてからわるのと同じで、もとの数にもどる計算だよ。じゅんばんに考えてみよう。

保護者のかたへ:分数のかけ算・わり算のきまり

整数のかけ算で使ってきた「入れかえても同じ」「先に計算する所を変えても同じ」「たしてからかけても同じ」「かけてわると元にもどる」というきまりが、分数でも成り立つことを使って、くふうして計算できるようになることがねらいです。

考え方

  • かける数とかけられる数を入れかえても答えは同じです。7分の2×9と9×7分の2は同じ大きさになります。
  • 3つの数のかけ算は、どこから先に計算しても答えは同じです。6分の5×4×3では、4×3を先に計算して6分の5×12と考えられます。
  • たしてからかけても、別々にかけてからたしても同じです。4分の3×6と4分の1×6をたした数は、4分の3と4分の1をたして1にしてから6をかけた数と同じです。
  • 分数でわってからその分数をかけると、元の数にもどります。整数のときと同じ見方です。

つまずきやすい点

  • 分数が出てくると、きまりが使えないと思って、手順どおりに計算しようとして途中の数を答えてしまいます。□が何を聞いているかを先に確かめましょう。
  • 7分の□kgのように分母が示された問題で、分母の数や問題文の別の数を答えてしまいます。分子を答える問題かどうかを確かめましょう。

声かけの例

  • 「4×3を先に計算すると、6分の5にかける数はいくつになるかな?」と、先にまとめられる所を探す声かけをしてみましょう。
  • 「4分の3と4分の1を先にたすと、いくつになるかな?」と、計算しやすい形に変える見方を聞いてみましょう。

きまりを使うと、複雑に見える分数の計算も簡単にできることがあります。これからの分数や文字を使った式でも、同じ見方が役に立ちます。